今回は、盆栽鉢が割れてしまう原因について、
詳しく解説していきたいと思います。
「せっかく気に入って買った鉢なのに、
うっかり割ってしまってショック…」
そんな悲しい経験、したくないですね
盆栽鉢は、陶器や磁器など割れやすい素材で
できているものが多いため、
取り扱いには注意が必要です。
1. 落下・衝撃
鉢を落とす、ぶつけるなど、
強い衝撃が加わると、鉢は簡単に割れてしまいます。
対策方法
- 鉢を置く場所は、安定した場所を選びましょう。
- 強風で棚から落ちないよう、ゴムなどで普段から鉢と棚を固定しておくのもありです。
- 鉢を移動させる際は、両手でしっかりと持ちましょう。
2. 経年劣化
長年使用していると、鉢の素材が劣化し、
強度が低下することがあります。
紫外線や風雨にさらされることで、
鉢の表面が脆くなるのが原因です。
劣化は避けられない部分もありますが、
定期的に鉢の状態をチェックし
劣化が見られる場合は、新しい鉢に交換しましょう。
割れてしまうと用土が乾いてしまわないか
心配になりますよね。
割れてから新しい鉢を探すと、
焦ってしまって満足のいく植え替えと
ならない場合が多いのです。
3. 凍結
冬場に鉢内の水分が凍結すると、
体積が膨張し、鉢を内側から押し広げます。
これが原因で、 鉢にヒビが入ったり、 割れてしまうことがあります。
特に、薄手の鉢や、
吸水性の高い陶器製の鉢は、
凍結に弱いため注意が必要です。
対策方法
- 冬場は、鉢を屋内や軒下など、凍結しにくい場所に置きましょう。
- 大きな鉢は断熱材で包んだりすることで、凍結を防ぐことができます。
- 朝方まで鉢内がびしょびしょだと凍結の危険度が増します。冬場の水やりはタイミングを調整しましょう。
まとめ
今回は、盆栽鉢が割れる原因をご紹介しました。
特に凍結については
初心者の方が見落としがちな観点かと
思います。
ぜひ、注意して盆栽ライフを楽しんでくださいね。