盆栽を育てる上で、水やりと同じくらい大切なのが 肥料です。
「肥料って種類が多くて、どれを選べばいいか分からない…」
今回は、 肥料の基本について分かりやすくご紹介しますね!
肥料には、大きく分けて 「有機質肥料」と 「無機質肥料」 の2種類があります。
有機質肥料は、動植物を原料とした肥料のこと。
ゆっくりと効果が現れるのが特徴で、土壌を豊かにする効果も期待できます。
代表的なものには、油かす、骨粉、魚粉などがあります。
一方、 無機質肥料は、化学的に合成された肥料のこと。
即効性があり、必要な栄養素をピンポイントで補給できるのが特徴です。
窒素、リン酸、カリウムなどの成分を調整した、様々な種類の肥料が販売されています。
では、 盆栽にはどちらの肥料を使えば良いのでしょうか? 🤔
基本的には有機質肥料で土壌を豊かにし、時には無機質肥料で必要な栄養素を効率的に補給することが必要となるかもしれません。
肥料のパッケージには、 「N-P-K」と書かれた数字が記載されています。
これは、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の含有量を表したもので、 肥料を選ぶ際の重要な目安となります。
例えば、 窒素は葉や茎の生育 に、 リン酸は花や実の成長 に、 カリウムは根の発達に効果的です。
盆栽の状態に合わせて、適切に肥料を施しましょう!