寒い日が続きますね。
盆栽たちも、じっと寒さに耐えているでしょうか?
冬の水やり、皆さんはどうされていますか?
「冬は水やりしなくていいんでしょ?」
なんて思っていませんか?
確かに、植物の活動が鈍くなる冬は、水やりの頻度は少なくなります。
ですが、だからと言って全く水やりをしないと、土が乾燥して植物が枯れてしまうことも。
特に常緑樹は、冬でも葉っぱから水分を蒸散させているので注意が必要です。
また、冬の水やりで気を付けたいのが、「凍結」です。
気温が氷点下になると、鉢の中の水分が凍って膨張し、鉢を割ってしまうことがあります。
さらに、根が凍ってしまうと、細胞が壊れて枯れてしまうことも。
せっかく大切に育ててきた盆栽を、凍結で傷つけてしまうのは悲しいですよね。
では、どうすれば凍結を防げるのでしょうか?
ポイントは、「水やりのタイミング」と「置き場所」です。
水やりは、気温が上がる午前中に行いましょう。
夕方以降に水やりをすると、夜間に気温が下がって凍ってしまう可能性が高くなります。
また、鉢の置き場所も重要です。
夜間は、屋内や軒下など、凍結しにくい場所に移動させましょう。
もし、鉢が凍ってしまった場合は、慌てて無理に温めたりするのはNGです。
自然に解けるのを待ちましょう。
冬の水やりは、凍結のリスクと隣り合わせ。
でも、ちょっとした工夫で、大切な盆栽を凍結から守ることができます。
正しい水やりで、盆栽を元気に冬越しさせてあげてくださいね!